会計を学ぼう
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会計の歴史を知る
ここでは、会計の歴史について解説していきます。
「経済あるところに会計あり」ということから、その歴史は古く、1494年には既に、イタリアの修道僧で数学者でもあるルカ.パチオリが、当時の複式簿記について紹介しています。これは、一般的に会計の最初の著書といわれているものです。 その後、18世紀のイギリス産業革命を契機に、会計学はめざましい発展をしていくことになります。なかでも、原価計算に関する研究が中心となっていました。
19世紀、ドイツの一般商法典の評価規定の制定を期に債権者保護思想を背景とした財産計算の議論が行われていましたが、1919年、E.シュマーレンバッハ「動的貸借対照表」によって、損益計算への会計学の基本的考え方が変化しました。この損益計算中心思考は、1929年の世界大恐慌によって、アメリカを始めとした国々で確立していくことになります。1966年、AAAのASOBATが、会計を利益計算の用具というよりも、情報提供機能を強調したことで、情報利用者志向会計の構築という考え方が世界的に広まっていきました。この会計思考と、資本市場の国際化、企業の多国籍化といったことが、国際的な会計基準の統一を目指す契機となったといえます。1973年に、国際会計基準委員会が設立することになりました。
日本では、江戸時代のころには、既に大福帳のような帳簿はありましたが、複式簿記が導入されるのは明治以降のこととなります。第二次世界大戦後の1948年、経済安定本部に設けられた企業会計制度対策調査会が、1949年に企業会計原則が公表されました。1952年、同調査会は、大蔵省の審議会として企業会計審議会に移管し、改称され、現在、企業会計審議会によって、企業会計原則の修正やその他の意見書が公表され、これらが日本における一般に公正妥当な会計原則として扱われています。